塩釜神社秋季例大祭 令和元年祭
『小浜の紋付祭り』
塩松神社は、天喜3年(1055年)源頼義が安倍頼時父子を追討のおり、家臣の伴次郎助兼が信仰していた宇都宮慈現明神を勧請したものと言われています。
御神輿渡御の始まりは江戸時代、塩松神社が二本松藩、丹羽公の支配下にあったとき天明の飢饉の村内の復興のために、村民が丹羽公にお金を献上して、御神輿渡御の許可を受け、その御神輿に供奉する形で太鼓台がそれについて回るようになったと伝えられています。
そして、その形は200年以上たった今でも変わることなく受け継がれています。
正式名称は塩松神社例大祭ですが、本祭に若連が紋付羽織袴の正装をするところから紋付祭りと呼ばれています。
【みどころ】
2日目の本祭の午前中には200年以上変わることなく受け継がれた御神輿渡御神事が厳粛に執り行われます。
また、午後8時からは提灯山車に姿を変えた、反町・藤町・新町・鳥居町の四町太鼓台による連合提灯祭が華やかに行われます。
◆荘厳な調べに乗って紋付き姿の若連とともにゆっくりと進む太鼓台
◆にぎやかなしゃんぎりばやしで勇壮に練り歩く太鼓台
◆鈴なりの提灯を飾って秋の夜を彩る太鼓台
と、3つの表情を持っています。
おいで下さった方々に感動をお届けできると思います。
≪スケジュール≫
宵祭(10/12)
各町引き回し
・14:00~16:00(昼の部)
・19:00~21:00(夜の部)
本祭(10/13)※紋付羽織袴で練り歩くのはこの日の午前中のみとなります
御神輿渡御神事
・7:50 宮下集合(塩松神社)
・8:45 出発(反町→鳥居町→藤町→新町)
・13:00 昼屋戸到着(休憩)
・14:00 宮下へ向け出発(塩松神社)
・16:00 御神輿宮入→万歳三唱(反町大世話人)
四町四つ角到着・万歳三唱(鳥居町大世話人)
連合提灯祭り
・20:00 四つ角集合→藤町へ向け出発
・20:30 藤町出発
・21:00 四つ角到着→万歳三唱(新町取締)→三本締(年番連合進退)
・21:30 解散
後祭(10/14)
各町引き回し
・14:00~16:00(仮装行列)
・19:00~21:00
小浜の若連は4町。
それぞれ、町内行事があってそれぞれにみどころがあるそう。
各若連の情報はまた後程。
おたのしみに。
※お祭りの内容は『岩代観光協会』HPより引用しました。